動画で車や人の流れなど動いているものがヒュンヒュンと軌跡(ボカシて)を残して、撮影されている動画を見たことありますよね?
こんな感じのやつです。
モーションブラーテスト動画
Mavic2Proを使って動画形式で撮影出力する場合は、このような動画は編集ベースで作成するしかなく、レンダリング(出力)時間もかなり時間がかかってしまいます。
で、基本は連番で撮影した静止画像を動画のフレームに割り当てるわけですが、その元の画像自体に適切なブレがかかっていれば負荷も軽減できますよね。。。
つまるところ静止画ベースですので単にシャッタースピードをめちゃくちゃ遅くして移動しているものがボケてしまうようにすればいいんです。
ところが、Mavic2Proの標準レンズでは、シャッタースピードを1/8とかに遅くしてブラーのかかった画像を撮ろうとしても、絞りで調整するのも限界があって明るくなりすぎてしまいます。
そこで必須になるのがNDフィルターですね。
ND16/ISO100/F4.6/シャッタースピード1/8
こんな感じで撮れます。
実際は何カットか撮ってみてボケ方を確認したら、3~5秒おきにインターバル撮影して、書き出された連番静止画を30fpsなら1秒あたり30枚の画像を動画編集ソフトに落とし込んで動画に書き出せば、動画で撮った元データの加工ベースよりも負荷が軽減されて早く出力できると思います。
ただ・・・Mavicで上空から空中静止で撮影する場合は、カメラジンバルはできるだけ下向きが望ましいです。
ジンバルが横を向くほどイメージ全体のブレが生じます。
どこかのビルの屋上とか、地上の安定した場所での固定であれば綺麗にイケますがドローンなので仕方ないですね。。。
このサンプルの動画もだいぶ調整したのですが、揺れちゃってます(^^;)
aeのワープスタビライザーでも限界でした。。。
ということで、動画編集というと手順として面倒なことも結構多いですけど、ちょっとした手の掛け方で印象深い映像にできるので、皆さんもぜひ挑戦してみてね♪
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